2014年10月22日水曜日

後期展を再開しました。

好評のうちに開館40周年記念特別展「天下の伊達 -武将のモードと文化 大徳寺・高台寺の名品を中心に」が終了しました。会期中は大勢の皆様が博物館を訪れていただき、誠にありがとうございました。引き続いて後期展「モード★伊達 ~おしゃれ大名のよそおい~」を再開します。多数の皆様の来館をお待ちしております。 


        

       平成26年後期展 祝 開館40周年記念

      「モード★伊達 ~おしゃれ大名のよそおい~」
 
    期間:平成26年10月18日(土)~12月24日(水)


 
天正19(1591)年3月、朝鮮出兵のため京都を発つ伊達政宗の軍勢に人々は驚嘆しました。彼らの装いは、紺と黒を基調に金色・銀色を随所に使い、さらには豹の皮・孔雀の羽根などもあしらった華麗なものでした。その「伊達」な装いは語り継がれ、以降、伊達家はセンスのよい家中として知られるようになりました。
 

 その政宗の長男秀宗から始まる宇和島伊達家には「伊達」の名にふさわしい重厚で華麗な装いに関する品々が伝来しています。今回の展示では、宇和島市立伊達博物館の開館40周年を迎えたことを記念して、館の名称でもある「伊達」にちなみ、宇和島伊達家に関する大名家の「伊達」な装いを紹介します。
 
 

 第1展示室 男の装身具 ~藩主のよそおい~

宇和島伊達家の藩主が身に付けた武装具、衣装や装身具を展示して、宇和島伊達家の藩主の装いを紹介します。

 第2展示室 女の装身具 ~姫のよそおい~

宇和島伊達家の女性たちが身に付けた衣装や簪(かんざし)などの装身具、懐剣・薙刀(なぎなた)などの武具、さらに香道具や和歌などを展示して、宇和島伊達家の姫の装いと教養を紹介します。

 第3展示室 メイキャップ★モード ~近世蒔絵の化粧道具~

宇和島伊達家に嫁いできた夫人たちが持参した化粧道具を展示し、大名家の姫の部屋を彷彿とさせる空間を紹介します。
※第4展示室では、企画展「伊達家の祈り」を同時開催中です。