2013年2月25日月曜日

ひな人形展 出迎え授業

出迎え授業
 
平成20年より各小学校を訪れ、宇和島伊達文化に関する授業を行ってきた。
時間は小学校に併せ、45分・・・
この出前授業は宇和島歴史文化研究会の発案で発足した。
伊達家の古文書等を子ども達の目の前で実物を見せたいところから始まった。
今では要望があれば、プールで伊達の黒船(外輪船模型)を走らせている。
 
おなじく、博物館での授業も開催している。
ひな人形展に併せ、遠足をかねて、近くの小学3年生がやってきた。
非常に熱心で質問なども多くあり、素晴らしい授業展開であった。
 

整然と並んだ子ども達から挨拶を受ける当館学芸員
 

学芸員
 
当館には3人の女性学芸員が居るが、この出迎え講座に関しては素晴らしい展開をする。
彼女たちが話し始めると子ども達は一瞬にして聞く体制に入る。
説明も学年に併せ、アドリブを交えながら進めていく。
 
彼女たちの説明を聞き、宇和島の歴史に少しでも興味を持ってくれれば幸いである。
まだ「ひな展」が始まって4日間・・・例年に比べお客さんは非常に多い。
さあ、保育園、幼稚園、小学校のみなさん、お待ちしていま~す!
 

2013年2月21日木曜日

伊達修行 第2弾!

秀宗&亀姫キャラクターコンテスト

 昨年、「いやし博2012」のイベントとして、公益財団法人伊達文化保存会の伊達修行が天赦園をメイン会場にして開催された。この伊達修行は昔の武家社会においての勉学を主とする。当然、文武両道の内の「文」の分野である。

 行われた修行は「茶道」「香道」「絵画」・・・「書道」は講師の関係で今回は中止となった。各修行ともに参加者は予定数を上回った。当然のことながら来年度(平成25年度)も継続されると聞いている。その中でも絵画教室(天赦園のスケッチ等)に関しては先生も熱心で、伊達修行第2弾としてお願いをした。それが伊達博物館や財団使用のキャラクターコンテストである。

 今回応募された絵画は30点あまり、その中から5点選んだ。このブログを見ておられる方々にもその評価を書き込んで頂きたい。個人情報の保護もあり、名前の掲載はしません。与えた情報は「秀宗は人質だったが、秀吉や家康に甘やかされて育ったと思う。亀姫は譜代筆頭の井伊家のお姫様でプライドが高いお嬢さん育ちということ。」

 この掲載された5人については賞状と記念品をお送りし、博物館、財団、「きずな」が自由に使えることにして頂いた。少し変更もあろうが、皆さんのお目に掛かる日も近いだろう。

最優秀賞

くま(秀宗&亀姫) 小5

 
優秀賞 
パンダ(秀宗&亀姫) 中1
 
 
優秀賞
アキバ系(秀宗&亀姫) 中3
 
 
特別賞
ふくろう(秀宗&亀姫) 一般
 

特別賞 
ねこ(秀宗&亀姫) 一般
 

2013年2月20日水曜日

ひな人形展 展示替えの舞台裏

春一番!「伊達博物館ひな人形展」
 
伊達博物館では毎年、恒例のひな人形展を明日から4月7日(日)まで開催します。
この間、市内の保育園、小学校低学年の児童に皆さん方が大勢来館して楽しんでもらいます。
それだけでは無く、人形愛好家の方々も全国より来館してくださり、ありがたく思っています。
今日まで展示替え、明日21日(木)からです。
写真は大宮家よりご寄贈頂いた丸平大木人形展、5代目大木平蔵作(大正雛)。
見事な男びな、女びなです。




2013年2月17日日曜日

調査研究と連携

博物館連携
 
恥ずかしながら、本館では他の博物館との交流は単品をお借りするのみで交流は無かった。
最近、何処の博物館にしても企画する上で、交流しなければならないことが増えてきている。
特に宇和島藩伊達家の御親戚筋は大切である。
 
仙台伊達家を筆頭に彦根井伊、佐賀鍋島との交流は現在進行中・・・
その準備のための予算化を我が館はやっていなかった。
博物館協議会に於いて、10年間の企画を立てる必要があると指摘され、予算化に踏み切った。
 
学芸員は年に3回程度の県外出張が認められた。
 
他の館では当たり前のことが、小さな博物館では難しいのである。
その交流が増え、宇和島まで遠路来られた方をご案内することがある。
勿論、仕事で来られているので時間と休みを取ることができればの話である。
 
まずは龍華山等覚寺
 
歴代伊達家の御当主の墓がある寺である。春には庭に牡丹の花が咲き乱れる。
秀宗の戒名「等覚院殿」から寺名を採っている。
恐れ多いので宇和島人は「竜華」と山号で言っている。
同じく金剛山大隆寺も5代村候の戒名「大隆院殿」。
この寺も宇和島人は山号「金剛山」と呼ぶ。
 
 

2013年2月11日月曜日

結の華-佐賀鍋島家と宇和島伊達家の幕末・明治-

 来年度秋の特別展の開催が決まって佐賀にご挨拶に伺った。鍋島家の御当主や徴古館の学芸員の方々に歓迎され、企画案がまとまりつつある。恐れ多くも鍋島家の御当主に佐賀城址及び佐賀城本丸歴史観をご案内していただいた。佐賀鍋島家と宇和島伊達家の繋がりは深い。5代村候、7代宗紀、8代宗城の奥様が佐賀からお輿入れされている。秋の特別展はお客様も楽しみだろうが、館員達も待ち望んでいる。


 佐賀藩(さがはん)は、肥前国佐賀郡にあった外様藩。肥前藩(ひぜんはん)ともいう。鍋島氏が藩主であったことから鍋島藩(なべしまはん)という俗称もある。明治維新を推進した薩長土肥のひとつである。現在の佐賀県、長崎県の一部にあたる。藩庁は佐賀城(現在の佐賀市)。


2013年2月7日木曜日

佐賀鍋島家訪問

佐賀県と言えば・・・
筑後平野は広い。筑後川の河口に位置する街。
その広さを利用してか、熱気球の世界大会など開催されている。
平成25年の秋の特別展で佐賀鍋島家より、品物をお借りするため、ご挨拶に参上した。


2013年2月1日金曜日

FMガイヤ

 宇和島地域の皆さんは知っていると思うけれど、昨年の3月より、コミュニティラジオ「FMガイヤ」が始まった。いろんなパーソナリティの方々が居る。そんな中、博物館も参加してほしいとの依頼があり、宣伝のためと、みんなが知らないことを知ってもらおうという、軽い気持ちで引き受けた。

 
 ほんと軽い気持ちで・・・仕事もあるので、影響のないとき録音してもらい、流してもらうことにした。時間は月曜日の朝8:00~と11:00~の繰り返し30分・・・しゃべるのは仕事だったから慣れているけれ、ど対象が空気(マイクの前のリスナーさん方)というのは勝手が違った。冷や汗もので二回分の収録を終えた。さて反応が楽しみだが・・・自分はできるだけ聞きたくない。

第一回目は2月4日(月)だ!


http://www.gaiya769.jp/  FMガイヤのホームページ