2012年4月13日金曜日

伝 伊達政宗所用「金茶糸威五枚胴具足」 の展示

伝 政宗所用 金茶糸威五枚胴具足

胴の周りを五枚の鉄板で防御する甲冑名、別名「雪ノ下胴」
伊達政宗は召し抱えた鎌倉雪ノ下久家の手による甲冑を愛用した

鎧櫃の上に設置された甲冑
組み立て時間2時間半
今回は東京より甲冑師寺本靖氏に来て頂き、指導を仰ぐ
背面は伊達家に伝わる日の丸の旗印



展示のための手作業は鉄部分が多いところは素手
漆など油を嫌うところでは白手袋を使用する
これは、博物館によって違いがあるようだ
借りる時には勿論、相手方の習わしに合わせなければならない


流石、政宗の甲冑と言われる細工が至る所にある
胴の上の部分、わずか3cm位の飾りにこの細工
縦三つ引き両紋も


両腕の下部に薬入れ
傷薬(塗り薬)を入れる場所が


兜の頂上(天辺)の細工
展示場内では見ることができない
この細工も素晴らしい

2 件のコメント:

伊達博友の会 さんのコメント...

専門家を喚ぶとなると、少ない予算でなお少なくなるなあ~と下衆の勘ぐりです。

伊達者   さんのコメント...

伊達博友の会 様
専門家は財団の予算内です。博物館予算は限られています。財団と博物館の関係は全国でも珍し関係なんですよ。信頼がなければ成り立ちません。そのためにはお互いが理解し合わないといけませんね。

さあ、明日から春の特別展・・・期待湖込めて頑張ろう!