「出前授業2013」 県立宇和島南中等教育学校に出かけました。
この出前授業も、今年で6年目を迎えました。「来て見てもらうことから脱却し、出かけて説明し、子どもたちの歴史に関する興味や関心を呼び覚まそう。」そして「宇和島伊達文化に関する理解を通じて、「ふるさと宇和島」に対する愛着をはぐくもう。」 このことをねらいとして始めました。
今回は宇和島南中等教育学校の1年生を対象に2日間にわたって行いました。1日目(7月17日)には、博物館見学により本物の展示物を鑑賞して「生の学習」を、2日目(7月18日)には、学芸員が学校に赴き、体育館で「出前授業」をしました。
テーマは「幕末の宇和島」です。
伊達博物館の学芸員から、博物館の概要、展示中の宝物について説明しました。
大勢の生徒諸君からの質問に対して学芸員も熱が入りました。
宇和島南中等教育学校の校長先生のお話によると,今年は南予一円の80の小学校から160人が入学してきたそうです。小学校6年生で学習した社会科の歴史について興味を持っている生徒も多く、真剣に授業に取り組んでいました。「宇和島学」という総合学習の取り組みの一環として行いました。
ペリーの似顔絵もあります。
当時の宇和島藩8代藩主伊達宗城の命令により、前原巧山の手で外輪船が作られ、宇和島湾を走りました。外輪船のミニチュア模型(大村仁志氏制作)も生徒の興味を引いていました。
「出迎え授業」も随時受け付中です。伊達博物館に気軽に連絡してください。
小学生も博物館に来ています。今年は津島町の下灘、畑地小学校、岩松小学校ほか多くの小学校の児童が遠足や校外学習で博物館を訪れています。これからもっともっと大勢の小・中学生に博物館に来て欲しいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿