重要文化財 (公財)宇和島伊達文化保存会蔵
「太閤画像特別展」のご案内
伊達博物館では5月の大型連休を中心に、国指定重要文化財である「豊臣秀吉画像」(公財 宇和島伊達文化保存会蔵)を展示公開します。限られた期間の展示ですがたくさんの皆様のお越しをお待ちしております。
開催期間 4月26日(土)~5月11日(日)
開館時間 9:00~17:00(入場は16:30まで)
※ 但し4月28日(月)、5月7日(水)は休館日です。
豊臣秀吉が亡くなった1599(慶長4)年、秀吉の側近であった富田知信が、遺徳を偲んで描かせたとされています。知信もその年に亡くなり、息子の信高が引き継ぎました。
慶長4(1599)年2月18日(18日は秀吉の命日)付の賛文は、西笑承兌が揮毫しています。
※西笑承兌(せいしょう・じょうたい)・・1548~1607。相国寺第98世。秀吉、家康のブレーンの一人。
信高が1608年(慶長13)に宇和島に転封。秀吉画像も持参。信高は、この地に父の菩提を弔うため金剛山正眼院(現在の金剛山大隆寺)を建立し、この肖像画を奉納しました。幕末、金剛山で当時住職をしていた晦巌(まいがん)から、宇和島伊達家8代藩主宗城に献上されました。
以後、現在に至るまで宇和島伊達家に伝来しています。
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