ひな人形展の展示替え
7m5段飾りの巨大なひな人形の展示準備です。
寄贈していただいた大宮庫吉氏のいえでは、このような台はいらなかったと思います。
博物館では子供達の目線に合わせ、台を作っています。
台座
台座の組み立て
順番があり、複雑で結構こまかな作業となります。
緋毛氈
台の上に緋毛氈を敷きます。
台が飾る人形に合わせているため、変則な生地を使います。
毎年、糸と針、アイロンは欠かせません。
大木丸平商店の男雛と女雛
見事なできばえです。
完成
一日がかりでした。
その他のひな人形展の展示物は丸一日かけてやっています。
このような段飾りはほとんど見ることができないそうです。
2 件のコメント:
昔の資産家は、凄いものを持っていたのですね。
それにしても、会員総出の準備は大変ですね。これは、どの仕事にも言えることですが「縁の下の力持ち」という言葉が表していますが、この作業があるからお客様に楽しんでいただけるのですね。
コメントありがとうございます。
京都大木丸平商店の方によると現代の価格では、3千万円とか?大正時代はその何倍もしただろう。お客さんに舞台裏を知って楽しんでもらうことも必要ですね。
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