先日、NHKの日曜美術館を見ました。
見るTVの内容も少し変わってきました。
東京国立博物館の特別展「茶の湯」についてでした。
この番組を見るまでは
茶碗を見ても、
器の形、輝き、色など
見えるものしか見ていませんでした。
見てもわからないのですが、
この番組を見て
茶の道具の変遷から
それぞれの名品について
だれが、いつ、どこで、どのような目的で使ったのか。
とても興味深い話でした。
本館には現在、 千利休が、愛用したといわれている
「青井戸茶碗 銘 緑毛」(大徳寺高桐院蔵)や天目茶碗4点
が展示されています。
利休が
この青井戸茶碗で
だれを相手に
どんなもてなしをしたのだろうと
……。
「千利休肖像画 土佐光貞透写」 (個人蔵)
展示品の中には、利休直筆の茶会記があります。
記録には、客、使用された茶器、出された食事などこと細かく書かれており、
客人として輝元、島津義弘、大納言(家康)など見て取ることができます。
「千利休 茶会記 個人蔵」
春の特別展もあとわずかになってきました。
京都国立博物館、大徳寺さらには、個人所有のものまで
大変貴重なものをお借りして6月4日まで展示しております。
ご来館をお待ちしております。
なお、ハワイ勲章特別展示を
(ハワイ王国が来日した折に、8代藩主伊達宗成が応対役を担ったことによりいただいた勲章)
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