上り立ち門から上がり、右手(これが普通の登城経路)虎の口。非常に狭く左手の石垣が崩れかけで現在、修復調査中とのこと。普通は立ち入り禁止である。
昭和33年昭和の大改修を行い、青空に映える宇和島城
市立宇和島病院側から唯一電線が写らない角度から
式部丸
試し堀りの溝
大きく3つの溝が掘られている
現地説明をする文化課学芸員
非常にわかりやすく、素人でも興味を惹くようなしゃべり口はすばらしい。大勢の人であったが、宇和島人としてはもっと多くの人に参加してもらい、宇和島の歴史を誇りに思い、外部への啓発活動に繋げていったもらいたいと思う。彼の説明を聞きながら、思いは戦国時代に馳せた。
奥に見えるのが城内の井戸である。普段は立ち入り禁止区域なのであまり知られていない。
日曜日、休みの日だったのだが繰り替えで作業をする方たち
私はもう一人の学芸員さんと一緒に行動したが、彼も非常によく勉強をしている。大学で勉強したことを生かせる職場は楽しいと思う。また、動きのある学芸員は見ていて非常に気持ちよい
午前の部に参加した方々
周りの石は、左手の石垣が木の生育によって壊されたのを組上げの番号をつけて、保存している
式部丸で発掘されたもの
家庭用の道具や焼き物が発掘されている
継ぎがあったり、久谷の赤文様があったり、当事の生活が偲ばれる。明治時代のものが多いとか
建築用の屋根瓦
これ一つとっても歴史がたどれると説明があった粘土板を切る時の糸目、時代が過ぎると針金の跡があるとのこと
式部丸から煙硝櫓への道
きれいな石積みである。煙硝櫓で行き止まり、一般の人には今回初めて入ることができるとか
貴重な体験ができた
式部丸から代右衛門丸へ至る道
両側が石垣で風情もあり、ここを登山道にする日も近いだろう。上は代右衛門丸跡で結構広く、屋敷や櫓、門もあったと絵図に記載されている。上がって右手を登ると二の丸に至る
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