2011年11月27日日曜日

瑞巌寺

来年度秋の特別展でお借りするため瑞巌寺へご挨拶に参りました。11月20日だったのですが、紅葉は真っ盛りで非常に心癒やされました。例年に比べ2週間遅いとか。

参道と表門

遙か彼方に見えるのが表門
津波はここまで押し寄せてきたとか
津波というより高潮のように水がじわじわと押し寄せてきた感じだったとか
樹齢400年以上の杉並木


 臨済宗瑞巌寺
江戸時代に入って伊達政宗が禅僧虎哉宗乙の勧めで円福寺復興を思い立ち、慶長9年(1604年)から14年(1609年)までの工事で完成させた。今に伝わる桃山様式の本堂などの国宝建築はこの時のものである。このとき寺の名を改めて「松島青龍山瑞巌円福禅寺」と称した。一時住持が不在だったが、寛永13年(1636年)に雲居が入り、伊達氏の保護もあって隆盛をきわめた。この際、それまで瑞巌寺とは別個に存在した五大堂が、瑞巌寺の管理下に入った。政宗の隠し砦という説もある。


眼前が国宝の本堂で現在平成の大改修中(完成は平成30年頃)
すっぽりと覆いが被さって見ることができなかった


国宝の庫裏

中にご案内を受け、ご老師と対面
御当主・木村先生の方より震災のお見舞いを
そして来年度の特別展で大事な宝物を借り受けるお礼を述べさせて頂いた
一昨年、ご老師は吉田町大乗寺の晋山式においでになったとか
感想は「遠かった!」でした



寺の建設のため大きな岩をくりぬいた道
瑞巌寺の特徴の一つ


くりぬいた岩の上にそびえる大木の根


北国の紅葉は鮮やかだと聞いていたが、今年はいまいちとか


瑞巌寺宝物館
政宗関係のもの、また寺の寺宝を展示している
入ったところに安置してある円空仏はすばらしい


特別撮影を許可して頂いた
秋の特別展にくる政宗像

手前は政宗の甲冑(黒漆五枚胴具足)だが宝物館に現在展示中のものは複製
この甲冑の本物は仙台市博物館蔵である
仙台市博よりお借りする


愛姫様(政宗正室)墓所

陽徳院御霊屋寶華殿(ようとくいん おたまや ほうげでん)
現在は公開中
本殿修復後は非公開となる


11月下旬というのに紅葉も斑


岩窟内のお堂
修行するための岩窟が至る所にある


瑞巌寺の駐車場より紅葉


2 件のコメント:

百姓モドキ さんのコメント...

羨ましいですね。
この写真といい、先日のマル秘写真といい。

瑞巌寺は明確に分かるのは2度ばかり行きましたが、一回目は高2の時、2回目はワンゲル部1年の時のみちのく山行の帰り。

ひょっとしたら、酔っていて行ったような?行かなかったのか?H11年OB会松島大会で行ったかもしれない?

年くってからの名所には、味があるが若いときには行った・見たの事実だけ。寂しいものです。

伊達者   さんのコメント...

百姓モドキ 様
残念なことに国宝の本堂を見ることができなかったのが心残りです。ちなみに愛姫の墓所は撮影禁止でした。<(_ _)>