熱心に学芸員の説明に聞き入る中村知事
日の丸の旗印前の政宗公甲冑
茶金糸威五枚胴具足
伏見御殿屏風前の中村知事
左手は国の重要文化財「秀吉画像」と初展示となる「豊臣秀頼の和歌」
この固定ケース内は伏見城内を表している
「宗の懐剣」前で説明する学芸員と中村知事
仙台伊達家より伝わっている「指面」を興味深く見る中村知事
非常に珍しい物で100の面が有り、全てに名前がついている
名前は金粉で裏に記入されている
御当主からのコメントや説明もなされ、あっという間の30分であった。お帰りの階段で中村知事さん「政宗の壁書が在りましたね。」と覚えておられる内容をすらすらと・・・NHK大河ドラマの「独眼竜政宗」のファンだったとか。恐れ入りました・・・
壁書(へきしょ)とは「家法」、「法令や掟(おきて)などを木や紙に書いて壁に掲示したもの。特に中世、幕府や大名が発布した法令。」
伊達政宗壁書
一.仁に過ぐれば弱くなる
・・・他人への思いやりも度を越せば、強く厳しい態度に出がたい。
一.義に過ぐれば固くなる
・・・義理を過度に主張すれば、息の詰まるものとなる。
一.礼に過ぐれば諂いとなる
・・・礼儀もやりすぎれば、媚を売るのと変わりない。
一.智に過ぐれば嘘をつく
・・・知恵を張り巡らせば、その中には嘘も含まれてこよう。
一.信に過ぐれば損をする
・・・信じ過ぎれば、裏切りも生じやすくなろう。
一.仁に過ぐれば弱くなる
・・・他人への思いやりも度を越せば、強く厳しい態度に出がたい。
一.義に過ぐれば固くなる
・・・義理を過度に主張すれば、息の詰まるものとなる。
一.礼に過ぐれば諂いとなる
・・・礼儀もやりすぎれば、媚を売るのと変わりない。
一.智に過ぐれば嘘をつく
・・・知恵を張り巡らせば、その中には嘘も含まれてこよう。
一.信に過ぐれば損をする
・・・信じ過ぎれば、裏切りも生じやすくなろう。
2 件のコメント:
はじめまして。
GW(5/4)に博物館にお邪魔させて頂き貴重な品々を拝見させて頂きました。
どの記事のコメントに書かせて頂いたら良いか迷い、ちょうど『木村重成奮戦記』の画像もあるこちらの記事のコメントに書かせて頂きます。
『木村重成奮戦記』は政宗公が書かれた物と伝わっているとの事でした。
興奮冷めやらない気持ちで博物館の問い合わせフォームから質問を送ってしまったのですが、
この木村重成奮戦記に『真田左衛門佐幸村』と書かれていたことに大変興味を惹かれました。
今の所、『幸村』は難波戦記が初出の架空の人物の名前というのが有力な説で、
仙台真田家や松代真田家の書物や片倉家の書物にも『幸村』と書かれてはいるものの、「後世に付け加えられたものだろう」「信憑性が無い」などとされているようなのですが、
政宗公が書かれた『木村重成奮戦記』にも『幸村』と書かれていると言う事は、
従来の『難波戦記に出てくる真田信繁がモデルの架空の人物の名前』説を覆しうる史料になるのではないかと、史学的素人が思った次第です。
戦国武将でも人気の高い伊達政宗公と真田幸村。
幸村の子供を匿った関係と合わせて考えると、ちょっとしたロマンを感じる書でした。>木村重成奮戦記
秋の特別展にも是非お邪魔させて頂きたく思っております。
仙台からやってくる黒漆五枚胴具足等、楽しみにしています。
それでは失礼致します。
ご来館ありがとうございました。
お問い合わせについても、メール拝読いたしました。
『木村重成奮戦記』は宇和島伊達家では代々政宗筆として伝わっているものになります。
秋には仙台市博物館や瑞巌寺などからご協力を頂いて政宗ゆかりの資料も多く展示しております。
ぜひまたご来館ください。
お越しを心よりお待ちしております。
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