宇和島市立伊達博物館秋期特別展「政宗見参!」
記念シンポジウムの次の日、南予文化会館で記念講演会が開催された。
政宗研究では国内随一と言われる、佐藤憲一先生の講演とあってか、台風のさなか満員。
秀宗と政宗の親子関係を縦糸に、資料の少ない秀宗の母親を明らかにされた。
したたかな政宗像も明らかになり、よりいっそう興味がわいた。
予定していた人数より多くの人が参加され、椅子の追加を余儀なくされた。
うれしい悲鳴と同時にこの講演会の持つ意味に改めて重みを感じた次第である。
講演は古文書の解読だけでなく、政宗のエピソードなど取り入れられていた。
非常に分かりやすく、観客も話術に引き込まれていた。
トークショーを終了され、興味関心があるとのことで「美甘子」さんも参加された。
和服は政宗の陣羽織に合わせたものとか。
2 件のコメント:
講演会の写真をアップして頂きありがとうございます!
返す返すも政宗公人気の裾野の広さを感じさせてくれます。
佐藤先生の特別講演、その臨場感を味わってみたかったです。
「美甘子」さんの着物のデザイン、仙台伊達家の「伊達者」イメージともなっている「紫羅背板地五色乱星文様陣羽織」をモチーフにされているとは、さすがですね。最近の研究では、背中に刺繍されている仙台笹の形状から政宗公の時代よりも下った年代に仕立てられたものだとか・・・
歴史は常に発見との出会いなので興味が尽きませんね。
伊左大夫 様
新しい情報、流石です。歴史はついこの間のことのようですが、新しい発見が有り面白いです。今までの認識を新たにするような説もあり興味は尽きません。
竹に雀の家紋の意匠についても変遷が有り、研究の対象になりますね。
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