伊達政宗所用鉄黒漆五枚胴具足
政宗公倚像と並べて展示されるのはこの地、宇和島がはじめてとか。
展示にも熱が入る。
甲冑の展示は複数の人間が関わっている。
甲冑のバランスを見たり、周りとの調和を見たり、押さえなど細かい作業が続く。
胴に兜を乗せる。
甲冑の展示には甲冑専用の展示器具がある。
勿論、国の重要文化財であるこの甲冑もぴったり合っている展示器具を使用している。
組み上がり
ひとまず組み上がった姿である。
これから見るお客さんに細かいところまで見ていただけるよう微調整がある。
政宗公倚像とのバランスを見ながら黒漆五枚胴具足の微調整を見守る学芸員さん。
瑞巌寺の課長さんと仙台市博の学芸員さん、ともに素晴らしい感性の持ち主である。
お話しも面白く、引き込まれる。
しかし、展示となると目の色が替わる。我が子を扱うように展示物に触る。
プロ意識に徹する瞬間を垣間見た。
兜の汚れを「精製水」を使って取る。
塗りに影響が出ないような液だそうだ。
いろんな館の学芸員さんの展示方法、器具、また細かな作業など学習できる良い機会である。
雑談の中でいろんな館との連携、研修(教わる立場だが・・・)が必要だと確認した。
9 件のコメント:
はじめまして。
関東在住の伊左大夫と申します。
今回の特別展、楽しみにしておりました(^^)
伊達政宗公所用黒漆五枚胴具足の飾付風景、初めて見ました!しかも隣には瑞巌寺蔵の門外不出といわれた政宗公甲冑倚像が・・・!!w(゜θ゜)w
このツーショットだけでも感動です!
「伊達な宇和島秋の陣」も拝見したいので、来週末、お邪魔することにしました(^^)宜しくお願いします。
突然のコメント、失礼しましたm(_ _)m
伊佐太夫 様
コメント感激です。先ほどまで仙台の御当主と宇和島の御当主とご一緒でした。政宗談義に花が咲き、素晴らしいひとときでした。今回の展示は政宗ファンにとってはたまらない企画と思います。なにしろ飾り付けをしていただいた後、後始末をしていたとき震えが来ました。こんな感情ははじめてのことです。
是非来られたら、ハンドルネームで良いですからお声がけください。
はじめまして、うみと申します。
本日、朝一でお伺いしました。
何度か仙台に足を運ぶも、なかなか本物を見る事が出来なかった黒漆五枚胴具足、地元・愛媛で拝見できる日が来ました事、本当に嬉しく思います。
その他にも、宇和島が伊達の領地となるきっかけの手紙・父が息子の旅路を気遣う手紙・戒める手紙、時の流れと共に変わる周辺の状況も踏まえてそれらの書状を見ていると、本当に胸をうたれる思いでした。
期間中、何度か足を運ばせていただきます。
このような企画を催していただき、ほんとうにありがとうございます。
うみ 様
来館ありがとうございます。この特別展は春には序章、それに繋がる企画として「政宗見参!」が実現できました。共通のテーマは「親子の絆」この期間中、開催される各イベントは全て「親子の絆」が底辺に流れています。今から400年前も親子関係は強い絆で結ばれていました。いまこそ、現代人も考えるべきでは無いでしょうか。またの来館をお待ちしています。
400年目の邂逅。
精神世界の中でこれほどの感動があるでしょうか?
このような企画が実現したこと自体が奇跡なのに、現実のミュージアム運営の中で門外不出の芸術品をこの宇和島で展示される感動をどうどう表現すれば、どう感謝すればいいのでしょうか?、
二度と無い、二度と無いこの出会いを期間内充分に楽しみたいと思います。
ありがとうございました。
伊達博友の会 様
いつもコメントありがとうございます。奇跡に近いイベントとなりました。今後、親元の仙台との交流が益々深くなれば良いと思います。
平成27年は歴史姉妹都市締結40周年で、宇和島伊達家のものがほとんど仙台に行くので入れ替えの特別展が必要です。今、考えるのを辞めましょう。(笑い)
伊達者 様
本日(9/15)はご多忙中にも関わらず、天赦園内をご丁寧に説明して頂きましてありがとうございました。
瑞巌寺蔵の政宗公甲冑倚像と仙台市博物館蔵の政宗公所用黒漆五枚胴具足を両隣にして観られることも貴重なことなのに、とりわけ、政宗公甲冑倚像の背面を初めて、しかも間近で見ることができ、大変感動しております。背面が掲載された図録などがあれば是非とも入手したいところです。
今日は入宇して間もない中での見学でしたので、改めて明日ゆっくりと博物館を見学できればと思っております。
これをご縁に今後とも宜しくお願い致します。
乱文ご容赦ください。
頓首
伊左大夫 様
ほんとに政宗がお好きなのですね。これを機会に宇和島藩伊達家もよろしくお願いします。今日も説明の折には、政宗公の話をするとき、来館者の皆様が喜んでいた様子がひしひしと伝わってきました。二度と無い展示になると思います。大勢のお客様に来てほしいですね。
伊左大夫様の良き旅となるよう祈念しています。
伊達者 様
本日(9/16)も貴重なお時間を頂戴し申し訳ありませんでした。
朝9時過ぎより昼過ぎまでゆっくりと見学させて頂きました。
仙台・松島でもこれだけの品々を一堂に会して拝見したことはありませんでしたので、特に、昨年発見された”長子・秀宗公への知行斡旋のために本多正純に宛てた父・政宗公自筆書状”まで眼前に拝見することができ、とにかく全身に鳥肌が立つ思いでした。
途中から伊達者様が来館者にご説明しているお姿を目撃し、その話術の巧みさと造詣の深さに改めて聞き入っておりました。本当にありがとうございました。
その後も拝観していたのですが、来場者もあっという間に増え、また、伊達五十七騎入府行列の時間もありましたので早々に失礼させて頂きました。
ご挨拶もせずに退出したご無礼、ご容赦願います。
こちらこそ、今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
この度は素晴らしい特別展を開催して頂きまして誠にありがとうございました。
頓首
-追啓-
雨が本降りになる前に宇和島城天守閣にも登ることができました。
また、瑞鳳殿ボランティアガイド会長のあかとんぼ様に改めて今日の話をしたいと思っています。以上
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