2010年9月1日水曜日

宇和島藩伊達家三代藩主伊達宗贇(むねよし)

 二代宗利公には女の子しかなく、仙台藩より宗贇公をご養子として三保姫と妻合わせました。この宗贇公の体格は当時として大変大柄の方で甲冑を見てもその大きさがわかります。そのことが記事として取り上げられました。この記者さん、粘り強い方で約1年にわたって詳細を調べられております。着用者の身長は1m80cm、胴回りは1m50cmで大関魁皇関と同じくらいと推定しています。お姑さんが書いた手紙には「器量骨柄のめでたき」とあります。このニュースは産経新聞全国版、共同通信によって全国に流されました。このニュースを見たという知らせが各方面から寄せられています。

桜鋲紺糸黒塗具足
 
 みなさん、当時の平均身長が1m60cmの中で、江戸城の廊下を歩いている宇和島藩宗贇公の姿を想像してみて下さい。

新しい職員

 今日から2ヶ月間、特別展の受付業務のため館員が一人増えました。当館の職員は業務別にはなっていますが、お互いが重なり合った仕事をこなしていくことになっています。遠慮するのではなく、自分で仕事を探し、少しでも良い博物館にすることが狙いです。


 特別展を乗り切るためにはチームワークが必要です。月替わりの今日、改めて思った次第です。