2013年3月12日火曜日

第11回全国藩校サミット鹿児島大会

 宇和島藩伊達家は今回からの参加となった。御当主と藩校である「南予明倫館」の職員の方々が参加されるのが、当然だが「南予明倫館」は今の時期が一番忙しく東京から離れられないのが現状だった。そこで宇和島より2名の者が代行し、御当主に随行した。私にとってこのような機会は勿論、初めてであるし、このブログを見てくださる方々も知らない方が多いと思う。可能な限り、報告したい。

全国藩校サミット開催の記録               ※ この記録は要項より抜粋したものです。

 全国藩校サミットは、平成14年に東京都の湯島聖堂で開催されたのが始まりです。経済界、教育界の有志が中心になって設立された「漢字文化振興会(現漢字文化振興協会)」が呼びかけて実現しました。戦後の日本では、漢字文化が衰微する一方で、外来語の乱用、日本語の乱れなどが広範にみられます。この日本譜の状況を憂え、漢字文化を後代にきちんと伝え、受け継いでいくことが、藩校サミットの基本理念です。
 江戸時代、藩校は全国の260余の藩に次々に設立されました。その教育は、各藩それぞれに特色があり、その地方の青少年教育および文化の振興に大きく寄与してきました。それぞれの地域に息づいている藩校の伝統や精神を、現代の視点で見直して評価し、生かすべきは生かしていこうという趣旨で、毎年全国の藩校所在地回り持ちで開催し、鹿児島大会で11回を重ねました。

 これまでの開催地は、次の通りです。

第 1回  平成14年(2002年) 江戸幕府昌平坂学問所(湯島聖堂) =東京都文京区
第 2回  平成15年(2003年) 会津藩・日新館 =福島県会津若松市=
第 3回  平成16年(2004年) 佐賀藩多久邑・東原序舎 =佐賀県多久市=
第 4回  平成17年(2005年) 備中桧山藩・有終館 =岡山県高梁市=
第 5回  平成18年(2006年) 高遠藩・進徳館 =長野県伊那市=
第 6回  平成19年(2007年) 庄内藩・致道館 =山形県鶴岡市=
第 7回  平成20年(2008年) 能州本藩・時習館 =熊本県熊本市=
第 8回  平成21年(2009年) 長同港・崇徳館 =新潟県長岡市=
第 9回  平成22年(2010年) 松江藩・文明館 =島根県松江市=
第10回  平成24年(2012年) 水戸藩・弘道館 =茨城県水戸市=
第11回  平成25年(2013年) 薩摩藩・造士館 =鹿児島県鹿児島市=
第12回  平成26年(2014年) 忍藩・進脩館 =埼玉県行田市=   (予定)

大会要項(表表紙)
 

大会要項(裏表紙)