2011年11月10日木曜日

楠本イネ

 楠本イネは、幕末に日本に来ていたシーボルトの娘である。彼女は波乱の生涯を送った幕末の女性として名高い。また日本で最初の産婦人科の医者として有名である。イネは、シーボルト門下の宇和島藩二宮敬作から医学の基礎を学び、石井宗謙から産科を学び、宇和島藩伊達家に招かれていた村田蔵六(後の大村益次郎)からはオランダ語を学んだ。宇和島では大村益次郎(村田蔵六)宅とは、神田川を挟んで、近くに住んでいた。

神田川にかかる御通橋

この橋名は歴代の御当主が法圓寺へ墓参の時に通った由来からである。

東温市にある坊ちゃん劇場ミュージカル、来年度はイネの生涯を描いた「幕末ガール」

2011年11月10日愛媛新聞によると、西予市ではイネの先生である二宮敬作の生涯を大河ドラマ化するため、誘致を打ち出したそうである。