2010年9月9日木曜日

受け取りと検品作業

 今回、特別展で展示する品物の受け取りに学芸員が京都に出張しました。今回の借り入れ場所は滋賀県、京都市です。学芸員には検品作業という大事な仕事があります。つまり借りるときのお互いの検査、お返しするときももちろん傷等付いていないか、そのためにこの作業があります。つまり借りるときのご挨拶、借りるための検品、お返しするための検品で計3回の出張が必要なんですね。



 学芸員、京都に着き、コーディネータの方に挨拶するやいなや、「今から東京に行こう!」と。計画外なので驚き、館にもメールがきました。詳しく聞くとお借りする方が東京在住なので本館の立場を考えて下さり、学芸員がご挨拶する方が良いだろうという判断。ありがたくお受けすることにしました。学芸員にとっては「東京拉致!」しかし、ご挨拶が出来たことと館としての儀礼が尽くせたことについて感謝の気持ちで一杯です。良い特別展にしなければと改めて考えた次第です。