2011年1月13日木曜日

本の紹介

続けて本の紹介をします。以前、青年松浦武四郎で紹介した宇和島ご出身の作家で木下博民先生が居ます。正月の3日にはこの松浦武四郎についての「歴史シンポ イン 宇和島」がケーブルテレビで放映されました。先日はNHKラジオで全国放送されたとも聞きました。

先生の著書は多く、宇和島関係のものが多くあります。ごく最近の出版された「評伝 森岡天涯」は広範囲にわたって調査され、歴史に残る素晴らしいものでした。是非、ご一読されると良いと思います。

この方にはもう一つの顔があります。南豫明倫館館長という重責も担っておられます。この南豫明倫館とは何かは、先生の著書「南豫明倫館」をお読みください。博物館運営もこの方のご指導や協力していただく方々に支えられていることを改めて感じる次第です。

評伝 森岡天涯 表紙



南豫明倫館表紙

1747年(寛延元年)宇和島藩伊達家5代村候によって藩校「内徳館」がつくられた。後に敷(普)教館、明倫館と改名される。詳しくは南豫明倫館を読まれたい。

 



1 件のコメント:

motekoro さんのコメント...

もてころ精神のバックボーンたる天涯先生の本を御紹介いただきありがとうございます。

「大きな石は俺にもてころ」日本最高の校訓だと思っています。「えひめ 人 近代を拓いた101人」のなかに簡単に書かれている程度しか知り得ませんので、読んでみようと思います。

前に紹介いただいた、「青年・松浦武四郎の四国遍路」は、小生には難解でした。
法華津村に穴御前ありと記してあるがそんなもの知らんと地域の人はいってましたが、武四郎は穴御前故に浮穴郡と云へりと記していたというので大いなる錯誤?