2011年7月15日金曜日

出前授業

最初、宇和島歴史文化研究会の方たちと計画したときは「出前講座」でした。講座と言うには、おこがましい気がして「授業」となりました。始めて4年が経過しました。参加校や参加人数も増えています。

目的は、子どもたちの歴史離れを危惧された方たちの意見を取り入れ、気軽に呼んでいただき、授業をすること。そのため小学校の授業時間に合わせ45分間の授業としました。また、公益財団法人宇和島立て文化保存会のご協力で、資料等は本物を使い、目の前で見せることにより、興味関心がより高くなっています。

形態は様々ですが、全校児童対象の学校もありました。5,6年対象の学校が多かったと思います。内容的には徐々に増やし、現在のところ「幕末の宇和島藩」「宇和島藩の歴史」「宇和島藩の参勤交代」「吉田藩おかけやについて」となっています。

昨日で前半が終わり、後半は秋の特別展終了後の11月となっています。子どもたちの生き生きとした眼、分からないことについての質問など積極的で、「出前授業の」すばらしさが、強く残っています。

2 件のコメント:

歴博友の会 さんのコメント...

本日の愛媛新聞に出ていましたね。
1両の価値・・・
いろいろ説もあるようで、難しいでしょうが
説明も難しい。
新聞も端折って書くので誤解も多いですめね。

伊達者   さんのコメント...

諸説紛々・・・小判一枚はいくら?歴史学者が発表してもなかなか難しい。価値には米の値段などが使われていましたが、これも変動するため、なかなか決定できない。

出前授業では1両の価値を一応と断ってわかりやすい説明にしています。ご了解を・・・