2012年2月13日月曜日

大村益次郎住居跡火災

宇和島藩伊達家8代宗城の招きにより長州藩より来宇し、蘭学書などの解読、軍備などについて教授した村田蔵六(のちの大村益次郎)。2月10日午前中、与えられた住居跡に建てられていた民家が火災に遭い全焼した。問い合わせもあり、混乱しているので報告すると、宇和島市として指定してはいるが、当時の建物、面影はなく、ただこのあたりに住んでいたということしか分かっていない。同じく、彼の弟子となったイネ(楠本イネ)が住んでいた三角屋敷も近くにある。この住宅は伊達家との関係はなく、博物館ではお客様の要望のよりご案内するのみである。

なお、村田蔵六(大村益次郎)については、司馬遼太郎氏の「花神」、」NHK大河ドラマで詳しく述べられている。

4 件のコメント:

歴博友の会 さんのコメント...

火災は怖い。すべてを無くする。それはたまらなく気の毒ですね。
以前に行きましたけど、資料としては面白く無かったですね。あーそう、っていう感じ。

先日は、吉田でも火事。竹城下からフジまで30分以上かかりました。
知り合いの家が焼けました。お見舞いにも行ってないのだが・・・

伊達者   さんのコメント...

歴博友の会 様
全てなくす、火災は怖いですね。歴史を調べていく中で必ずと言っていいほどぶつかるのが空襲です。伊達家の資料なども宇和島空襲で焼けてしまった物も多いようです。また前原巧山の蒸気船の資料なども全て空襲で焼けたそうです。
吉田の火事も4軒とか?大村益次郎住居跡にお住まいの方、吉田町野方、お見舞い申し上げます。

さんのコメント...

私の心の中にある宇和島の原点は、「花神」です。その時代、日本を動かしていたのは小藩ではあるが間違いなく「宇和島伊達藩である」と信じています。

 私も何度か住居跡を訪ねましたが、あの場所に立って「凄い」とは一度も思いませんでした。

 進取の気概を持った子供を育てたいと思って少し頑張りました、育てることはできないまま残り1年となりました。

 あぁー情けなやー(;_;)

伊達者   さんのコメント...

隆 様
決して情けない事はありません。

進取の気概の教え、素晴らしいと思います。将来のことは誰も分かりませんが、その教えを受けた子ども達が素晴らしい人間になることを確信しています。

小藩ながら反骨精神に富んだ宇和島藩、現在の日本国に発信したいですね。