2017年9月29日金曜日

縁起のいいものを

いよいよ明日から国体

一流のアスリートたちをまじかに見ることができます。

うれしいですね。

はるばる宇和島まで来られたみなさん

これまでの練習の成果を出し切って

勝利を目指して頑張ってください!

本館で、ただ今展示中縁起のいいものを紹介します。

まずは、これから

兜の前立てのトンボ

雄略天皇が吉野に狩り出た折、

腕を刺した虻(アブ)を蜻蛉(トンボ)がくわえて飛び去った故事から

トンボは強い虫、勝つ虫、勝ち虫といわれ、

前進あるのみの縁起の良い虫

 兜鉢 宇和島刀剣会

 刀の拵えにも

続いて

もう一つ兜の前立て

どこかで見たような❔

 



日に八咫烏文彫前立て 伊達家伝来品

そうです。

日本サッカー協会のシンボルマーク八咫烏

八咫烏(やたがらす)は、

日本神話において、神武東征の際に神武天皇のもとに遣わされ。

熊野国から大和国へ道案内をしたとされるカラス。

伊達家伝来太陽と八咫烏

八咫烏は、勝利の導き手、勝利のシンボル 

三つめは、

龍頭魚尾の脇差 

 脇差 銘 (表) 以南南鐡越前康継 

(裏) 於武刕江戸造之 拵え付 伊達家伝来品

鯉の滝登り

黄河上流にある竜門の滝と呼ばれる急流を登りきれた鯉は、

化して龍になるという中国の伝説。

目覚ましく立身出世すること

登龍門て言葉も

鯉が

龍に

脇差には、葵の紋まで

 

もいたるところに

 脇差貞宗の彫り物にも↑

↓小柄にも

拵えにも 

火縄銃にも 

兜にも

最後に、第七代伊達宗紀公所用の甲冑

先日も紹介したように大きなクワガタの前立ての真ん中には

秀吉からいただいた千成瓢箪(現存するものはただ一つ)

勝つたびに瓢箪が増えていったとか

「勝って兜の緒を締めよ」

勝ったからと言って気をゆるめず、

さらに心を引き締めて頑張りましょう!

みなさんの健闘を祈ります!

 


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