試み
伊達博物館には伊達博物館協議会がある。この組織は博物館運営に関するご意見を聞く場でもあり、少しでも博物館事業を活性化するためにもうけられている。様々な諸事情があり、一昨年より再編された。その中でお客さんに喜んでいただく企画、ギャラリートークが始まった。
今年はロービーで行うより、実際に道具類の前で説明する方がわかりやすいということから館内をご案内しながら説明することにした。手狭な人数のため、土日祝祭日のみ、14:00から実施している。興味があるところのみの方も居られるし、最初から最後まで深く聞き入り、質問される方も居られる。やはり、対面説明はコミュニケーションの根本と思う次第である。
井伊家2代当主直孝所用甲冑と井伊家旗印
関ヶ原合戦図前での解説
秀宗所用甲冑の前での解説
彦根城博物館が所蔵するの茶道具の前での解説
4 件のコメント:
10月にはぜひ拝見します。楽しみにしています。
博物館がより活性化するのは、スタッフ等の資料研究と我々のような一般Peopleの繰り返し参加が基本だと思います。
その点から考えれば、ギャラリートークは大変素晴らしいと思います。
特に、展示物を前にしての説明は興味も深まり面白さは倍増です。
些細な質問にも答えていただき見学が大変楽しいものとなります。
展示物のわからない(理解できない)博物館は、博物館じゃない。研究保管倉庫に過ぎない、と百姓モドキは思います。
木下博民 様
来館していただくお客さんの評価は高く、ありがたく思います。土日祝祭日には「ギャラリートーク」を少し変え「館内の案内」にしています。品物を目の前にして説明すればよりわかりやすくなりますから・・・
いろんな方のご意見を参考にしながら、できることから変えていきたいと思います。ご来館、お待ちしています。
百姓モドキ 様
ご意見参考にさせてもらっています。他のすばらしい館も参考にしながら、小さな博物館、少ないスタッフでできることから始めて行きます。
また、今回も10月9日には「手に触れる鑑賞会」で中村家の木型(月次茶器)と蒔絵デザインを天赦園で公開します。茶会となっていますが、ほかでは見ることができません。興味がおありなら是非・・・お茶券(入館料・入園料を含む)で2,000円です。
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